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企業の成長に不可欠な理工系人材。採用を成功させるには?

理系 人材

昨今、我が国の理工系系人材不足が叫ばれています。理工系人材は、メーカーや研究所における研究開発職にはもちろんのこと、非常に広範な職種において重要な役割を果たします。

今回は、理工系人材の重要性と採用のポイントをご説明します。

 

 

 

 

理工系人材のビジネス領域での活躍

理工系人材が有する多数のビジネススキル

理工系人材が有するのは、学生時代に研究した分野の専門的な知識に留まりません。研究を進める過程で、

  • 高度な数学力、計算力
  • 論理的思考力
  • 文章執筆能力(論文執筆による)
  • プレゼンテーション能力
  • IT技術力、ITリテラシー

といったビジネスの基礎となる能力を鍛えています。

したがって、理工系人材はあらゆる企業において活躍できるポテンシャルを秘めています。

ミスター・ストラテジー、大前研一氏の例

世界最高峰の経営コンサルティングファーム、マッキンゼー・アンド・カンパニーの日本支社長を勤め、「ミスター・ストラテジー」の異名を持つ大前研一氏。彼が、東京工業大学大学院とマサチューセッツ工科大学大学院で原子力工学を学び、その後に日立製作所の原子力開発部炉心設計課で原子炉の設計をしていたことをご存知でしょうか。

根っからの科学者・技術者であった大前研一氏はマッキンゼーに転職し、その科学的思考をビジネス分野に活用することで、一躍世界のトップコンサルタントになったのです。

彼は、著書「考える技術(講談社、2004)」において、科学者としてのバックグラウンドが活かされた経験を次のように述べています。

問題解決に至るまでには、仮説、検証、実験が無限に繰り返される。このプロセスは、じつは私がマサチューセッツ工科大学(MIT)の大学院で行っていた、さまざまな原子炉の実験プロセスとまったく同じである。

・・・(中略)・・・

私はマッキンゼーでの仕事になぜか違和感を感じなかった。私が入社してすぐに取り組んだマネジャーは三年先輩のアンガス・カニングハムという男だったが、彼の論理的思考の方法と私の科学的な思考方法がうまい具合にマッチしたからである。

・・・(中略)・・・

なにしろ私はもともとエンジニアだから、理詰めで考え、論理構成していくことは得意中の得意だ。カニングハムの言うことは非常に理解しやすかったし、それを経営的に応用するのもスムーズだった。経営の「け」の字も知らずにたまたまマッキンゼーに入社してしまったが、「なんだ、これなら科学と変わらないじゃないか」と、やっていける自身が持てたのである。

 

大前研一、「考える技術」、講談社(2004)

 

大前研一氏は、理工系人材がビジネス領域で大いに活躍した代表例と言えるでしょう。

 

IT人材の重要性

ほとんどの企業が業務システムとしてITを導入している現在、システム運用・保守やサイバーセキュリティの観点からも、高いITリテラシーを有する人材の確保は全ての企業において急務と言って良いでしょう。

また、昨今のITテクノロジの急速な発展に伴い、情報理工学の専門的知識を有するIT人材の需要は急増しています。

これは特に、人工知能(AI)やデータサイエンスといった、「Society 5.0(IoT、ビッグデータ、人工知能、ロボットの活用によって経済発展と社会的課題の解決を両立する、新たな未来社会のコンセプト)」の鍵となる技術を担う人材において顕著です。

理工系人材を採用するためには

認知拡大の難しさ

では、こういった理工系人材を採用するために、企業はどのような採用活動を行うべきでしょうか。それは、「理工系学生に対する認知拡大」に尽きると言えます。

徐々に理工系学生のビジネス領域への進出が拡大しているとは言え、「自分に合った就職先は研究職しかない」と考える理工系学生が多いのが現状です。

企業側は、「あなたの能力は、わが社でこのように活かすことができます」という認知を広げる必要があります。ただし、学生側がビジネス領域への就職を考えていない状態では、学生の目に留まるようなアプローチを行うことが極めて難しくなります。

例えば、自社ホームページに理工系人材がアクセスする見込みはほとんどないでしょう。また、大手の就職サービスサイトに求人を掲載しても、理工系学生は「研究開発職」などといったカテゴリで絞り込み検索を行うことがほとんどであり、やはりアクセスは期待できません。

逆に、大学生協主催の就職イベントなどへの出展は有用です。大手メーカーなどと同じイベントに出展できれば、ビジネス領域への就職を考えていなかった学生にも認知を拡大できます。しかしながら、こうしたイベントへの出展は予算や人員の観点からもハードルが高いのが現状です。

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