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メーカー志望だった私がコンサルへの入社を決意した理由

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みなさん初めまして。理系大学院生の佐藤(仮称)と申します。外資系コンサルティングファームに内定し、新卒として入社することを決めています。

私は幼いころから、企業で研究職として働く将来を描いていました。しかし、最終的に選んだのはコンサルタントの道。

今回は、メーカー志望だった私がコンサルへの入社を決意した理由について、お話します。

 

 

 

 父親の影響でメーカーでの研究職を目指した

私の父は、一般企業で勤務する傍ら博士号を取得し、その後も企業で研究を続けている技術者でした。幼いころからそんな父を見ていた私は、自然と「自分も将来は企業で研究をやりたい!」と思うようになり、大学・大学院進学を志しました。

地元の公立中学を卒業後は、大学受験に向けて県内随一の進学校に入学。コンピュータや電子回路に興味があったため、大学では電気系か情報系を学びたいと考えました。その後に東京の国立大学に進学し、専攻は電気電子工学を選択。順調に「メーカーの研究職」へのステップをのぼっていました。 

卒業研究を通じて、研究職に就くことへの疑問を感じた

そんな私に転機が訪れたのは、大学4年生のとき。

実は、大学4年の卒業研究を進める過程で、「実は、自分は研究に向いていないのではないか」と感じる機会が何度もありました(この時に感じた“違和感”は、修士修了直前で“確信”に変わります)。

1つのことに没頭するよりも、色々なことに首をツッコミたい性格だった自分にとって、数十年も似たようなテーマを追求し続けることは困難に思えたのです。

小学校卒業以来、メーカーの研究職を目指し続けていた私が、初めて「それ以外の道」を探し始めた瞬間でした。

そこで浮上したのが、「コンサルティング」という職業です。 

アルバイトがきっかけでコンサルティング業界を知った

大学入学後に始めたアルバイト先(ITベンチャー企業)の社長に、「君はコンサルが合っていると思う」というお話を何度か頂いていたため、コンサルティングという職業があること自体は就活前から知っていました。ただ、その仕事内容はほとんど知りませんでした。

大学4年生になって就活が近づいてきたタイミングで、「コンサルティングの仕事内容も、一度しっかり調べてみよう」と考え、書籍やインターネットで調査をすることに。そこで感じたのは、「こんなに面白い職業があったのか!」という衝撃でした。 

実は理系の学生との相性が良いコンサルティング業界

コンサルティングは、企業の経営を改善するお手伝いさんです。理系の研究職とはまったく関係のない仕事のように見えます。

しかしながら、高い論理的思考力が要求される知的労働であるという点で、私のスキルが生きるように思えました。実際、理系の大学院を卒業後に経営コンサルタントとして活躍している人がたくさんいることも分かりました。


また、数か月ごとにプロジェクトが代わり、さまざまな業界に触れることができるという点で、興味が移りやすい私にぴったりの職種だと感じました。実際、とある大手コンサルティングファームの人事の方は、「コンサルは飽きっぽいひとに向いていると思います」とおっしゃっています。

こうして、私はコンサルティングファームへの就職活動を開始しました。 

コンサルティング業界の魅力3選

その後、就活を進める過程において、コンサルティングファームへの興味関心はますます高まりました。私が考えるコンサルタントの魅力はさまざまですが、特にお伝えしたいのは以下の3点です。

  1. 給与が良い
  2. 実力主義である
  3. ビジネススキルを体系的に、高速で学べる

1. 給与が良い

給与の良さはわかりやすい魅力だと思います。もちろん、外資系証券会社など、もっと給与の良い業界はありますが、それでも業界全体として高い給与水準です。

大手のファームであれば、新卒の初任給が国内の平均年収を超えますし、トップのファームであれば20代で年収1000万円に到達します。

2. 実力主義である

コンサルティング業界では、自分の実力がポジション(役職)と給与にダイレクトに反映されます。後輩が先輩を抜き去るのは日常茶飯事。それだけに、コンサルタントは常にスキルを磨き続けなければなりません。

これは、特に“腕に覚えのある”優秀な学生には魅力的だと思います。仕事へのモチベーションも高まるに違いありません。

これは、年功序列で少しづつ給与があがる日系メーカーとの大きな違いです。

3. ビジネススキルを体系的に、高速で学べる

これは今後の「社会の在り方」にも関わってきます。

ビジネスの領域(いわゆる“文系”の世界)で戦う上で、いまや1つの会社にしがみつく働き方は高リスクです。給与の上がり方に限界がありますし、その会社が倒産してしまえば終わりです。

そして、一部の業界では既に会社という枠組みが溶け始めています。会社で社員を囲い込んで育成せずとも、必要な人材をすぐに調達できる環境が整ってきたため、仕事が「会社単位」ではなく「プロジェクト単位」になりつつあるのです。

今後、この傾向はますます加速するでしょう。そうなれば、仕事(プロジェクト)に呼ばれる人材と呼ばれない人材、のどちらに属すかによって、働き方や給与が大きく変わるはずです。

仕事に呼ばれる人材になるためには、個のスキルが大切になります。若いうちから個のスキルを高める上で、コンサルティングファームやスタートアップ(ベンチャー企業)は非常に良い選択肢です。

特にコンサルティングファームは、ビジネススキルを(比較的)体系的に学ぶことができる点で優れているでしょう。 

知らない業界を知るために何をすべきか?

以上が、私がコンサルティングファームへの入社を決意した理由です。

理系の学生さんで、「いままで研究職に就くことしか考えたことがなかった!」という方は、この機会に是非、コンサルタントやその他のビジネス領域への就職も検討してはいかがでしょうか。 

そうはいっても、全く知らない業界のことを知るために何をすればいいのか、良くわからない学生さんは多いでしょう。

そこで今回わたしがオススメしたいのが、Smarttthonというサービスです。

 

 

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