トップ大学生の間で人気が高まっている企業の一つに、外資系コンサルティングファーム(通称、外コン)があります。
入社直後から大きな責任と給与を与えられる外コンですが、その入社難易度は極めて高く、就活生には入念な対策が求められます。
そこで今回、我々Smartthon事業部は外資トップファーム(外コンの中でも特に難易度が高いとされるファーム)に入社が決まったMさんにお話を伺いました。
外コンに限らず、その他の超難関企業の就職にも非常に役立つ内容となっておりますので、ぜひご覧ください。
- Q. Mさんの簡単な自己紹介をお願いします
- Q. いつから就職を意識するようになりましたか?
- Q. 何がきっかけでコンサルに興味を持ったのでしょう?
- Q. 長期インターンでの経験について、少し教えてください
- Q. 就職活動において最初に始めたことはなんでしょうか?
- Q. トップファームの選考についておしえてください。
- Q. 難しいとおっしゃられるケース問題の選考で、対策や準備などあれば教えてください。
- Q. 5社からオファーをもらったMさんですが、どのように今の内定先を決められたのでしょうか?
Q. Mさんの簡単な自己紹介をお願いします
現在、理系大学院の修士2年で、専攻は電気系です。新卒で、外資トップファームへの入社が決まっています。
Q. いつから就職を意識するようになりましたか?
就職先については大学入学前から意識していて、暇を見つけては様々な企業の採用情報をチェックしていました。ただ、始めは日系メーカーの研究員志望で、コンサルティングという仕事については聞いたこともありませんでした。
その後、学部4年の時にコンサルティングに興味を持ち始めて、大学院入学時には完全にコンサル志望になっていましたね。
Q. 何がきっかけでコンサルに興味を持ったのでしょう?
2つあって、ひとつは「長期インターンでビジネスの面白さを知ったこと」。もうひとつは、「卒業研究を進める過程で、研究職が自分に合っていないと感じたこと」です。
Q. 長期インターンでの経験について、少し教えてください
学部生の時にITスタートアップで長期インターンをする機会があったのですが、ビジネスの施策を考えて社長にプレゼンするのが凄い楽しくて。
その社長からも、「君はコンサルがあっていると思う」とアドバイスいただき、真剣にコンサルに進むことを考え始めました。
Q. 就職活動において最初に始めたことはなんでしょうか?
外資トップファームの選考で何が求められるのかを調べることです。
その結果、「フェルミ推定、ケース問題、グループディスカッションというものが課せられる」ということがわかりましたので、対策用の書籍を購入したり、グループディスカッション講座に参加したりしました。
Q. トップファームの選考についておしえてください。
ファームによって異なりますが、一般的には、
- エントリーシート
- 筆記試験
- グループディスカッション
- ジョブ選考(短期インターン)
- 個人面接
という順番で行われることが多いです。
グループディスカッションや面接では、フェルミ推定やケース問題と呼ばれる特殊なスタイルの問題が課されます。これらが非常に難しく、特にケース問題は高い論理的思考力や発想の柔軟性を求められます。
Q. 難しいとおっしゃられるケース問題の選考で、対策や準備などあれば教えてください。
- 書籍や動画を使った個人学習
- セミナーなどでの実践
の2つを組み合わせるのが基本です。
個人学習については、東大ケーススタディ研究会さんが書いた、「現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート(東洋経済新報社、2009年)」「東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート(東洋経済新報社、2010年)」の2冊が有名です。とりあえず、この2冊を一通り読んでおけば基礎は十分でしょう。
また、最近はYoutubeなどでケース問題対策動画を視聴できるので、活用すると良いと思います。
実践は、就活エージェントや企業が主催するセミナーに参加するのが良いです。学生同士で行っている人もいるようですが、やはりプロのフィードバックは必須です。
Q. 5社からオファーをもらったMさんですが、どのように今の内定先を決められたのでしょうか?
これは非常に単純で、「自分がX社で活躍する姿を強くイメージできたから」です。
淡々とすすむ選考を受けてパスできたのは良いのですが、勤務の実態や社風について理解ができている会社は多くありませんでした。
しかし、現在の内定先であるX社は、現役社員さんとの交流会などの様々なイベントが開催され、リアルな勤務実態や社風を感じることができました。また、短期インターンでも実践的なタスクが与えられ、実務をイメージできたことも非常に好感が持てました。
このような、「リアルを肌で感じる経験」という経験は非常に貴重ですから、就活生の皆さんには多くのイベントに参加し、企業を比べてほしいと思います。
リアルな会社を知ることが、入社の決め手になったということですね!
Mさんのおっしゃる通り、企業の実態を肌で感じる経験は非常に貴重です。私たちが提供するSmartthonは、そのような「会社のリアルを知る経験」を提供するお手伝いをしています。
皆さんが普段なかなか目にすることのない会社についても、様々なイベント情報を提供しておりますので、ぜひSmartthonを活用して、就職活動で周りの学生と圧倒的な差をつけてください!