ハイエンド学生採用ススメ | 新卒採用の正攻法

今日の売り手市場でこれまで以上に難しくなってきている新卒採用。そんな中で新卒採用を成功させより事業を加速するための実践例や事例をご紹介します。

インターンで学べる就活お役立ちスキル③ プレゼン力

f:id:smartthonjp:20190908121114p:plain

 

インターンシップで学べるスキルの中で、特に就職活動で役立つスキルをご紹介するシリーズの第3回。今回は、「プレゼン力(プレゼンテーション力)」について、ご紹介します。

 

※第1回はこちらからお読みいただけます。

blog.smartthon.com

※第2回はこちらからお読みいただけます。

 

blog.smartthon.com

 

 

プレゼン力とは何か?

プレゼン力は、プレゼン力とは、適切なプレゼンテーション(プレゼン)を行う能力で、大きく以下の3つに分けられます。

  1. プレゼンテーションの構成を設計する能力
  2. 視覚的にわかりやすいスライドを作成する能力
  3. 聴衆が理解しやすい話し方、振る舞いを行う能力

1.プレゼンテーションの構成を設計する能力

  • 結論から述べる
  • 論理的に正しい構成にする
  • 伝えたいポイントを絞る
  • 適切な表現を用いる

といった、プレゼンテーションの流れや中身の文章を設計する際に重要となる能力です。特に、文章のロジカルさは非常に重要です。これについては、第1回(インターンで学べる就活お役立ちスキル ① 論理的思考力)で詳しく解説しておりますので、是非お読みください。

余談ですが、接続助詞の「が」をスライドで用いることはおすすめしません。単純な接続なのか、あるいは逆接・譲歩なのかが分かりづらいからです。例えば、以下の2文は一見すると似て見えますが、「が」の意味が全く異なっていることが分かります。

  • 昨日は雨でしたが、今日は晴れました(逆説)
  • 暑い日が続きますが、お体に気を付けてください(単純な接続)

「が」の汎用は、ロジカルさの欠如を産みます。逆説の場合は2文に分けて後半を「しかし」で始めるなど、工夫してください。

2.視覚的にわかりやすいスライドをデザインする能力

これは、文字サイズ、配色、図表やアニメーションの使い方といった、プレゼンテーションスライドに求められるデザインを適切に理解していることが大切です。多くのWEBサイトや書籍で解説されていますので、ぜひ勉強してみましょう。

ちなみに、文字サイズのおすすめは、「本文は24ポイント以上、タイトルは40ポイント前後」です。18ポイントや16ポイントで書かれたプレゼンテーションスライドが散見されますが、これでは見えません。

3.聴衆が理解しやすい話し方、振る舞いを行う能力

これは、特に慣れと経験が必要となる能力です。「はっきりした声でゆっくり喋る」「体を聴衆の方に向ける」などの基本的なものから初め、慣れてきたら「聴衆の反応を見て話し方を変える」といった高度なスキルの取得を目指すと良いでしょう。

 

就職活動における、プレゼン力の必要性

就職活動において、スライドを用いたプレゼンテーションを行う場面は、短期インターンシップによる選考(ジョブ選考)などに限られます。

しかしながら、グループディスカッションでは最後にホワイトボード等を使ってのプレゼンを求められますし、個人面接でもプレゼンの機会はあります。メーカーの研究職だと、「そのホワイトボードをつかって、君のやってる研究を簡単に説明して」、なんて要求をされることもあります。

したがって、本格的な選考が始まる前にプレゼンテーションに慣れておくことは、非常に重要なのです。

 

プレゼン力を高めるためにすべきことは?

プレゼン力を鍛える最短の方法は、「とにかく数をこなす」に尽きます。しかしながら、大学内だけでは、プレゼンを行う機会は非常に限られます。

そこでオススメするのが、インターンの活用です。インターンでプレゼンの場数を踏み、多くのフィードバックを受けることで、他の学生と圧倒的な差をつけることができるでしょう。